コンサル日記

もうすぐ立派なグラウンド場が誕生いたします。

熊本、菊陽町、益城町、大津町、合志市の不動産は(有)コンサルにお任せ下さい。

こんにちは、(有)コンサルの鶴川竜一です。

 

今回は、以前のコンサル日記の中で、ほんの少しだけ紹介していた

某学校法人のグラウンド場、約12,000坪の広大な土地について

追記したいと思います。

まず、場所は通称 国体道路沿いです。

全21筆の内、ほとんどの土地が畑として耕作が行われていた土地(農地)です。

農業振興地域でした。

農業振興地域とは今後10年以上にわたって総合的に農業振興を図るべき地域として指定された地域です。

農業振興地域の指定は都道府県知事が行いますが

もともと「農業振興地域整備基本指針」という国の定める指針に従って指定されます。

 

その土地を、まずの農振除外(農業振興地域から除外してもらう手続き)申請、許可を経て

農地転用の申請、許可が下りないと

地主さん(売主さん)達と、買主さんの当事者双方の合意はあっても所有権移転は

出来ない土地でした。

 

道のりは相当に厳しいものでした。

農振除外、農地転用、時効取得、相続、様々な法律的な手続きや

許可を取り付ける必要がありました。

農地の代替地を探して差し上げる場面もありました。

 

勿論、地主さん(売主さん)は、20数名で数多くの皆さんとの交渉、打合せ、報告を重ね

一方で買主さん(某学校法人)に対し、何度となく中間報告、打合せに行きました。

 

時間、労力を惜しまず知恵を絞り、

さらには信頼できる強力なパートナーや

各種の法律の専門家の先生方の協力を得ながら

無事に3年がかりのプロジェクトを完成させました。↓

IMG_0319 IMG_0320 IMG_0321 IMG_0322 IMG_0323

 

 

 

 

前回は早ければ今夏には造成がスタートするかもと書きましたが

今日までに除草作業が、ほぼ終わっているところを見ると

意外と早めの着工になるのかもしれません。

 

 

さて弊社 有限会社コンサルは現在、代表取締役 上原昌博 以下、総勢5名の

少人数の不動産会社です。

しかしながら、これだけの一大プロジェクトを完遂させることが出来る不動産会社です。

私は、誰でも出来る仕事には、そんなに価値を感じません。

弊社 (有)コンサルは「(有)コンサルだからこそ出来得るグレードの高い仕事」を

全うする会社です。

DSC05388

↑ ちなみに、この図面が当該グラウンド場の

計画図です。

幹線道路沿い、立地環境に優れ、誰からも賞賛されるグランド場が出来上がると思います。

 

願わくば、このグランウンドでトレーンニングした学生さんたちが

将来、素晴らしい社会人やアスリートに成長なさって

より明るい未来を作り上げて行ってくれたならば何よりも有り難いと思います。

 

 

今日の一曲は Jimi hendrix Freedom